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タロットカード『ソードの4』の意味・解釈・象徴・シンボル

タロットカード:『ソードの4』が表す相手の気持ち、未来の予想、アドバイスなどを、恋愛や仕事・人間関係のテーマごとに解説しています。

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この記事を書いた人
八兵衛

タロット歴25年以上の鑑定士、八兵衛(はちべえ)と申します。
スピリチュアルな内容ではなく現実的な解釈を心がけています。
個人鑑定も受付中です。詳しくは「鑑定メニュー」をご覧ください。

カード画像(ウェイト版)

キーワード

休息
退却
準備

解釈のポイント

ステンドグラスのある部屋で兵士が横たわり、心を落ち着けようとしているようです。4本のソードは壁や枕元にかけられ、全体的に静けさが伝わってくるカードです。

『ソードの4』が表すのは休息です。今は積極的に行動するよりも休む時期であることを表します。
また、退却すべき状況であることや、今は準備をしてタイミングを待つときであることを示す場合もあります。

否定的に捉えた場合は、逆に行動を起こすべきであることを表すカードになります。

恋愛についての解釈

相手(彼・彼女)の気持ち

今は一人でいることを望んでいるようです。積極的に恋人が欲しいとは思っていないでしょうから、強引に迫ると逆効果になる恐れがあります。
ひとまずは恋愛関係にこだわらず、共にリラックスして接することができる関係を目指すと良いでしょう。

あるいは、あなたに近づくタイミングを見計らっているのかもしれません。自分に気があるようだけどあと一歩踏み込んでこない、と感じられる場合はあなたから誘ってあげることで進展するかもしれません。

否定的に捉えても、あなたに対して一歩踏み出すのを躊躇っているという解釈ができます。ただこの場合は、チャンスがあればいこうというよりも、勇気が持てずに足踏みしている状態といえます。この場合もあなたがリードすることで進展が見込めるでしょう。

または、あなたと積極的に仲良くなりたいという気持ちになっているとも考えられます。

今後の見通し(未来・予想)

恋愛が成就するかどうかでいえば、すぐには難しいと考えられます。
そのタイミングではないことや、お互いあるいはどちらかが様子をうかがっているだけで進展しないことが予想されます。
ただ、積極的に動けばうまくいくというわけでもないので、焦らずにできることをしてチャンスを待ちましょう。

相手がいる場合は、離れて一人になるという解釈もできます。嫌になって別れるというよりは、冷静になるために一旦距離を置くというニュアンスです。

否定的に捉えると、関係を前に進めるためのタイミングが巡ってくると解釈できます。ただ、機が熟すというだけであって、何もしなくても成就するというわけではありません。勇気を出して行動し、チャンスをものにしましょう。

また、それまで様子をうかがっていたあなたや相手が行動を起こし始めるということも読み取れます。この場合もはっきりと結ばれることを表すわけではないので、それまでの準備や、大事な場面での行動が鍵となります。

アドバイス

「今は動くよりも待つべきときです」というメッセージです。
アドバイスとして『ソードの4』が出た場合は、一旦立ち止まった方が良いでしょう。今すぐに告白したり結論を出したりしても、うまくいかないと考えられます。
好きな相手がいるのであれば、今は下手に動かず、チャンスが巡ってくるのを待つべき場面です。もちろん何もしないのではなく、自分を磨いたり、結ばれるにはどうすればよいのかということを現実的に、じっくり考えてみたりしましょう。

逆に、「行動を起こすべきです」というメッセージも読み取れます。
特に、好きな人がいて良い感触はあるけれど、自分から声をかけたり誘ったりする勇気が持てないという場合は、待っているばかりでは進展がないので行動を起こしましょうということになります。
とはいえ、いきなり告白しろというわけではありません。まずは挨拶や世間話からでも始めて、徐々に段階を踏んでいけば良いのです。
とにかく、向こうから声をかけてくれれば良いのになと待っているだけでは何も起こらないでしょうから、結果を恐れず、勇気を出してみましょう。

あるいは、「一旦距離を置くという手もあります」というメッセージかもしれません。
相手との関係に悩んでいるなら、すぐに別れないとしても一度距離を置いて、ゆっくりと考えてみるのも良いかもしれません。問題を強引に解決しようとしたり、すぐに結論を出したりしてもうまくいかないと予想されます。
相手と喧嘩や話し合いばかりするのではなく、一人になって頭を冷やし、ゆっくり考えてみてはいかがですかということになります。

仕事・人間関係についての解釈

相手の気持ち、あなたへの評価

積極的に関わるよりも、一人でじっくり取り組みたい、考えたいと思っているようです。あるいはあなたに対して逃げ腰なのかもしれません。

否定的に捉えると、あなたと積極的に関わりたいと考えているのかもしれません。

人物評としては、静かな人、一人が好きな人という評価になります。

否定的に捉えると、勇気がない人、行動力のない人といった評価になるでしょう。

今後の見通し(未来・予想)

特に大きな動きもなく、静かに推移しそうです。決して悪い状態ではありませんが、チャンスや転機はまだ巡ってこないでしょうから、そのときが来るのを待ちながらできることをやっていきましょう。

現状混乱している状況なら、それが落ち着くことを暗示している可能性もありますし、あなたがそこから退却することで平穏を手に入れるという解釈もできます。

否定的に捉えると、機が熟すという解釈ができます。何かをするのに良いタイミングが訪れるでしょうから、そのチャンスを逃さないようにしたいものです。
ただ、成功するという見込みまでは読み取れませんので、準備ができる内にしっかりとしておくことが大切です。

あるいは、あなたが行動を起こすことになるという解釈もできます。

アドバイス

「今はまだその時ではありません」というメッセージです。
事業の立ち上げ、重大な決断、あるいは転職など、タイミングを見極めなければならないことは色々ありますが、『ソードの4』が出てきたのなら、今はその時ではないのでしょう。
しっかりと準備し、計画を練りながら、チャンスや良いタイミングが訪れるのを待ってくださいねということになります。

逆に、「機は熟しています」というメッセージも読み取れます。
何か行動を起こそうと考え、準備は十分にできているけれども踏ん切りがつかない、踏み出す勇気が持てないという状況であれば、思い切って行動を起こす時ですよということになります。
タイミングが来ているのか、あるいはまだなのかという判断は中々難しいものですから、周囲の意見なども参考にしながらしっかり見極めてくださいね。

「逃げるが勝ちです」というメッセージかもしれません。
責任感が強い人や負けず嫌いな人は、少々苦しいぐらいで逃げ出すようなことはないでしょう。ただ、ひたむきに頑張り続けるよりも休み休みやる方が効率的な場合もありますし、いっそのこと別のやり方を試した方が、あるいは環境を変えた方がうまくいくこともあります。
それに、毎日のようにストレスを感じていては自然とパフォーマンスも落ちてくるでしょうし、体を壊してしまう恐れもあります。
逃げるというと聞こえは悪いかもしれませんが、『ソードの4』が出てきたときは、一時退却して力を蓄える、あるいは別の道を探す手もあるのだということを思い出してみてください。

『ソードの4』が登場する鑑定サンプル

 

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※解釈はあくまで一例です。状況やテーマ、他のカードとの関係によって、このページの例以外にも様々な解釈ができます。
※正位置、逆位置での判断はしておりませんので、ご自身の感覚とスプレッド全体から肯定的に解釈するか、否定的に解釈するかを判断なさってください。
※カード画像は日本、米国においてパブリックドメインとなったウェイト版を使用しております。

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