※プロモーションが含まれます。

タロットカード『ワンドのペイジ』の意味・解釈・象徴・シンボル

タロットカード:『ワンドのペイジ』が表す相手の気持ち、未来の予想、アドバイスなどを、恋愛や仕事・人間関係のテーマごとに解説しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事を書いた人
八兵衛

タロット歴25年以上の鑑定士、八兵衛(はちべえ)と申します。
スピリチュアルな内容ではなく現実的な解釈を心がけています。
個人鑑定も受付中です。詳しくは「鑑定メニュー」をご覧ください。

カード画像(ウェイト版)

キーワード

意欲
自信
勇気

解釈のポイント

若者がワンドを手に取り、あるいは地面に立て、眺めている様子が描かれています。

『ワンドのペイジ』は意欲的であることや、自信、勇気といったものを表します。
また、人物やその性質を表すこともあります。

コートカード(宮廷カード、人物カード)のみでは解釈が難しい場合もありますので、そのような場合は同じ問いでもう一枚カードを追加してみるのも有効です。

人物像

『ワンドのペイジ』はある人の人物像を表す場合があります。

ペイジのカードは共通して子供、あるいは若者を表します。実際に20歳以下(目安)の若者を示す場合もあれば、成人していても気持ちや考え方が子供っぽい人、または精神的に未熟な人、幼稚な人を表すこともあります。

ワンドのコートカードに共通する特徴として、意欲的、外交的で目立ちたがり屋という点があります。自分が中心にいないと気が済まない性質なのです。

改めて『ワンドのペイジ』を見てみます。
あれもほしい、これもしたいと意欲的な面がありますが、具体的なビジョンやプランがあるわけでもなく、口だけで終わることや、すぐに飽きてしまうことも珍しくありません。
勇気があるので何事にも物怖じせずに挑みますが、場合によっては無鉄砲、若気の至りと見られるでしょう。
自信家ですが、それを裏打ちする経験に乏しいため、一度崩されると脆い面もあります。
社交的で目立ちたがりで、皆の中心にいないと気が済まない質です。思い通りにいっているうちは人気者となるかもしれませんが、周囲に溶け込めないとただの自分勝手な人になってしまいます。

恋愛についての解釈

相手(彼・彼女)の気持ち

あなたともっと仲良くなりたいという意欲に溢れているようです。
あなたに夢中で純粋な愛情を持っているという解釈もできます。

良くも悪くもですが、自分がリードしたいという意識がありそうです。

否定的に捉えると、あなたとの関係に対する意欲がそれほど高くないと読み取れます。
興味を抱いているとしても、あまり誠実な想いではないかもしれませんし、一筋ということでもなさそうです。
あるいは、好きという気持ちが強すぎて、あなたが迷惑に感じるほど強引で自分勝手になっているという解釈もできます。

今後の見通し(未来・予想)

お付き合いが始まるかもしれません。
ただ、これはすでに付き合っているカップルにも当てはまりますが、今後は安定した道のりではなく、波瀾万丈なものになると予想されます。しばらくマンネリとはならないでしょうし、ワクワクして楽しいという見方もできます。
肉欲的、あるいはプラトニックな恋愛というよりは、純粋にお互いを好きになり、手探りで関係を築いていくような、若々しい体験となるでしょう。

また、良いニュースが届く場合もあります。

否定的に捉えると、たとえ良い感じの雰囲気になってもお付き合いにまでは至らない可能性があります。
あるいは、勢いで体の関係を持ってしまうなどして、そこで終わってしまう可能性もあります。相手にだますつもりはなくても、一瞬気持ちが盛り上がっただけということもあるでしょうから、見極めが必要です。

がっかりするような、残念なニュースが届く可能性もあります。

アドバイス

「自信と勇気を持ちましょう」というメッセージです。
相手との関係に自信が持てないのでしょうか。付き合っていても不安が絶えないのでしょうか。
これから絶対に良い方へ向かうという確証はなくても、自信を持って生き生きとしている人の方が素敵に見えるものです。あまりおどおどしていたり、遠慮しがちだったりすると、相手に「嫌われてるのかな」、「何か不満があるのかな」と勘違いされてしまう恐れもあります。
たとえ今は脈無しだと思えても、恋人との関係がいまいちうまくいっていないような気がしていても、この恋は絶対にうまくいくんだという気持ちで、自信を持って振る舞ってみてください。
ただ、あまり自信過剰でわがままになるのはいけませんので、さじ加減はお忘れなく。

「軽率な行動は慎みましょう」というメッセージかもしれません。
オープンで怖いもの知らずなのは若者の強みでもあります。しかし、火遊びが過ぎるとヤケドにも繋がりかねません。それに注意しましょうということです。
恋愛に関して言えば、よく知りもしない相手と勢いで寝てしまったり、不特定多数の異性と関係を持ったりするのは、決して褒められた行為ではありません。
場合によっては相手を傷つけてしまうだけでなく、あなた自身が悲しい思いをすることもあるでしょう。それに、運が悪ければ病気をもらってしまったり、最悪の場合犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
心当たりがある方は、若気の至りがその後の人生を大きく歪ませることもあるのだということを理解して、軽率な行動を控えるようにしましょう。いい年をした大人なら尚更です。

仕事・人間関係についての解釈

相手の気持ち、あなたへの評価

積極的に仲良くなろうという気持ちがあるようですが、自分が中心にいたいと思っているようなので、合わせてあげるとうまくいくでしょう。

否定的に捉えると、特に親しくしようというつもりもなさそうですが、自分が中心にいたい、チヤホヤされたいという気持ちはやはりあるようです。
必要がなければ無理に付き合う必要もありませんが、調子を合わせることで表面上は円滑にいくでしょう。

人物評としては、意欲的な人、自信家、目立ちたがり、仕切りたがり、リーダーシップのある人という評価になります。

否定的に捉えた場合は、向こう見ずな人、幼稚な人という評価になります。目立ちたがり、仕切りたがりという評価はさらにネガティブなものになるでしょう。

今後の見通し(未来・予想)

何かが始まりそうです。あるいは、どちらに転ぶかわからないようなダイナミックな変化が起こるかもしれません。
いずれにせよ、平凡でつまらないという展開にはならないでしょう。

また、何か良いニュースが届くかもしれません。

否定的に捉えると、何かを新しく始めようというエネルギー、何かを変えていこうというエネルギーが不足することになりそうです。つまり何も起こらなそうということになります。
変化を望むのであれば、自分で変えていくつもりで意欲的に行動する必要があるでしょう。

何か望ましくないニュースが入ってくる可能性もあります。

アドバイス

「自信と勇気を持ちましょう」というメッセージです。
今後について不安を感じていたり、失敗して自信を失ったりしてしまったのでしょうか。そのような状況であれば、自信と勇気を取り戻して、意欲的に行動しましょうということになります。
特に新しいことにチャレンジするときは足がすくんでしまうのも無理はありません。ただ、失敗するかもと思いながらやるよりは、きっとうまくいくと信じてやる方が、良い結果が出やすいのではないでしょうか。
もちろん、根拠のない自信過剰は良くありません。

「もう少し謙虚になりましょう」というメッセージかもしれません。
職場の人間関係にせよ、友人たちとの関係にせよ、いつも自分が中心にいないと気が済まない、あるいは目立ちたい、チヤホヤされたいという面はないでしょうか。
人間は誰しもそういった願望があるものですが、それが度を過ぎると自分の立場を悪くするだけです。
そこまでつけあがっている人はあまりいないと思いますが、そのような傾向があると自覚しているのであれば、周囲の人々にも気を遣い、もう少し謙虚に生きることを意識すると良いでしょう。

『ワンドのペイジ』が登場する鑑定サンプル

タロットカードの一覧に戻る


※解釈はあくまで一例です。状況やテーマ、他のカードとの関係によって、このページの例以外にも様々な解釈ができます。
※正位置、逆位置での判断はしておりませんので、ご自身の感覚とスプレッド全体から肯定的に解釈するか、否定的に解釈するかを判断なさってください。
※カード画像は日本、米国においてパブリックドメインとなったウェイト版を使用しております。

コメント