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タロットカード『ワンドの2』の意味・解釈・象徴・シンボル

タロットカード:『ワンドの2』が表す相手の気持ち、未来の予想、アドバイスなどを、恋愛や仕事・人間関係のテーマごとに解説しています。

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この記事を書いた人
八兵衛

タロット歴25年以上の鑑定士、八兵衛(はちべえ)と申します。
スピリチュアルな内容ではなく現実的な解釈を心がけています。
個人鑑定も受付中です。詳しくは「鑑定メニュー」をご覧ください。

カード画像(ウェイト版)

キーワード

(一定の)達成
計画
支配
責任感

解釈のポイント

左手にワンドを、右手に地球儀を持つ男性が海を望んでいます。その右手にはもう一本のワンドが固定されています。

『ワンドの2』が表すのは未来へ向けた計画と、それに向けた第一歩です。こうしたい、という気持ちが固まり、実際に歩み始めたところというイメージです。

また、一つの到達点に達したという解釈もできます。ただ、大アルカナの『世界』などに比べると完成度はまだまだです。あくまで一定の達成ということになり、そこから先も道は続いているということになります。

支配、主導権、責任感といった要素も含まれます。

恋愛についての解釈

相手(彼・彼女)の気持ち

あなたとの関係をこうしよう、こうしたいという方向性が定まり、それに向けた行動を開始していると解釈できます。仲良くなりたい、付き合いたいと考えているのであれば、向こうからアプローチがあるでしょう。
逆に距離を置きたいと思われている場合は、態度も相応のものとなります。好意を抱いているとは限らないので注意が必要です。
状況によってはあなたとの関係に責任感を持っているという解釈もできます(ただし、カードを作ったウェイトは「結婚を表すカードではない」と記しています)。

これは良くも悪くもですが、自分がリードしたい、主導権を取りたいと考えていることも読み取れます。
リードされる方が良ければそれでも問題ないでしょうが、度が過ぎると相手に好き勝手させてしまうことになります。

否定的に捉えると、あなたとの関係について期待や展望を持っておらず、なるようになるだろうと考えていることが読み取れます。嫌いというわけではありませんが、努力してまで仲良くなるつもりもないということになります。

あるいは、好意を持っているものの、自分の思い通りにならずイライラしているのかもしれません。

今後の見通し(未来・予想)

一定の進展がありそうです。仲は良いけどまだ付き合っていないというような関係であれば、お付き合いが始まるかもしれません。
ただ、付き合ってもいない状況から短期間で電撃結婚、というような急展開は期待できません。あくまで一定の進展であることを憶えておきましょう。

計画通りに事が運ぶとも考えられます。もちろん、常識的な範囲での話です。

否定的に捉えると、思ったようにいかないことが予想されます。計画通りにはいかず、進展が遅れ、邪魔が入る可能性もあります。

あなたが主導権を取れないという解釈もできます。相手の意見もしっかり聞いて、お互いが納得できる道を探りましょう。

アドバイス

「あなたがリードした方がうまくいきそうです」というメッセージです。
お互いが相手の出方をうかがっているような状況であれば、あなたが主導権を握った方が進展が期待できるということになります。
俺についてこいとか尻に敷くとかいう事ではなく、率先してデートに誘いプランを立てるなどして、まずは少しずつでもリードすることを心がけてみましょう。

逆に、「自分本位になっていませんか」というメッセージかもしれません。
あなたがリードするのは結構なことですが、相手は自分の言うことを聞いて当たり前と考え、思いどおりにならないと腹を立てるようでは、二人の関係も長続きしないでしょう。
思い当たる節があるなら改め、相手を思いやり、尊重することを心がけましょう。
また、男性だけではありませんが、お付き合いに対して責任感を持つことも大切です。

仕事・人間関係についての解釈

相手の気持ち、あなたへの評価

関係を深めたいという気持ちが読み取れますが、純粋な好意や尊敬というよりも、損得勘定やビジネス的な理由の方が強い場合もあります。

または、あなたに対して主導権を取りたいと考えているのでしょう。相手の立場が上なら、あなたに対してしっかり責任を果たそうとしていると捉えることもできます。

否定的に捉えた場合、意識してあなたと仲良くなろうとは考えていないと読み取れます。嫌われているわけではありません。

イニシアティブを取りたいと考えているのは肯定的な解釈と同様ですが、自分勝手な面が強くなります。あなたに対する責任も感じていないでしょう。

人物評としては、計画性がある人、責任感のある人、リーダーシップがある人という評価になるでしょう。

否定的に捉えた場合は、無計画、無責任、自分勝手という評価になります。

今後の見通し(未来・予想)

おぼろげだった計画は具体化し、方向性が定まり、スタートを切るでしょう。
すでに動いている案件については一定の達成が期待できます。ただ、それはあくまで通過点にすぎません。

人間関係においては、優れたリーダーシップを持つ人によってあなたを取り囲む環境がうまくまとめられるか、あるいはあなた自身がその役割を果たすことが期待されます。

否定的に捉えると、計画がうまくいかないことが予想されます。期待していた成果が上がらない、予想外の展開が起こる、スタートが遅延する、邪魔が入るなど、とにかく順調にはいかないと考えられます。

また、支配的なリーダーが好き放題振る舞うことが危惧されます。あなた自身がリーダー的な立場にあるなら、うまくまとめることができなくなる恐れがあります。

アドバイス

「方向性を見定め、第一歩を踏み出しましょう」というメッセージです。
何となくやりたいことはあるけれど、いまいち考えがまとまらなくてスタートを切れないでいる――そのような状況であれば、しっかりと計画を立て、実際に動き始めることが重要ですよということになります。
それを行うのに機は熟している、あるいは良いタイミングなのでしょうから、ここらで本腰を入れて取り組んでみてはいかがでしょうか。

「リーダーシップを発揮しましょう」というメッセージかもしれません。
あなたがリーダー的な立場にあるなら、しっかりとその役割を果たすことを求められているということです。
同僚や部下を信用するのは良いことですが、任せっぱなしでは彼らも不安になることでしょう。逆に、必要以上に管理し口を出していては煙たがられてしまいます。
大切なのは適切なリーダーシップを発揮することです。あなたの立場がどのようなものであれ、責任感、信頼、感謝などの気持ちを忘れずに職務に当たりましょう。

『ワンドの2』が登場する鑑定サンプル

 

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※解釈はあくまで一例です。状況やテーマ、他のカードとの関係によって、このページの例以外にも様々な解釈ができます。
※正位置、逆位置での判断はしておりませんので、ご自身の感覚とスプレッド全体から肯定的に解釈するか、否定的に解釈するかを判断なさってください。
※カード画像は日本、米国においてパブリックドメインとなったウェイト版を使用しております。

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