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タロットカード『ソードの2』の意味・解釈・象徴・シンボル

タロットカード:『ソードの2』が表す相手の気持ち、未来の予想、アドバイスなどを、恋愛や仕事・人間関係のテーマごとに解説しています。

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この記事を書いた人
八兵衛

タロット歴25年以上の鑑定士、八兵衛(はちべえ)と申します。
スピリチュアルな内容ではなく現実的な解釈を心がけています。
個人鑑定も受付中です。詳しくは「鑑定メニュー」をご覧ください。

カード画像(ウェイト版)

キーワード

均衡
保留
抑圧

解釈のポイント

目隠しをし、2本のソードを交差して構えた女性が静かに座っています。リラックスした様子は感じられず、緊張感を漂わせています。

『ソードの2』が表すのは均衡です。人間関係などでバランスが保たれているということになりますが、この場合は円満というよりも、お互いが言いたいことや感情を抑えて表面上はうまくいっているように見えるというニュアンスが強くなります。

その他、決断や判断を避け保留することや、抑圧されていることを表す場合もあります。

恋愛についての解釈

相手(彼・彼女)の気持ち

基本的にあなたに合わせようという考えのようです。ただ、何か言いたいことがあっても我慢している可能性が含まれます。

判断を先送りにしているという解釈もできます。告白や別れ話などをして返事をもらえていない場合、相手は決めかねて保留したままということになります。

否定的に捉えると、これまで内に秘めていた感情を表し始めたという解釈ができます。特に不満が増えてきたと感じるならば、相手は相当耐えてきたけれど、ついに我慢ができなくなってきたと考えられます。

または、あなたに合わせるつもりがないとも読み取れます。

今後の見通し(未来・予想)

表面上は穏やかで、均衡した関係が続きそうです。しかしながら、お互いあるいはどちらかが言いたいことを我慢して相手に合わせている可能性が高いので、あなた自身に心当たりがないなら、相手が不満を溜め込んでいないか注意する必要があります。

決断がなされないまま保留の状態が続くという解釈もできます。付き合いや結婚、別れ話などを持ちかけても返事をもらえない可能性があります。

否定的に捉えると、均衡が破られ、言いたいことを言い合う状態になる可能性があります。感情的になって傷つけ合うことのないように気をつけましょう。

また、何らかの決定や判断が渋々なされるという解釈もできます。当事者は乗り気ではなく、強引に押し切られたという可能性もあることをお忘れなく。

アドバイス

「言いたいことを我慢していませんか」というメッセージです。
今のあなたはパートナーと表面上はうまくやりつつも、不満や言いたいことがあるのに我慢しているのかもしれません。これからも付き合っていくのなら、お互いすっきりしてリラックスした状態で過ごしたいものです。
常識的な範囲で相手にこうしてほしいという点があるのなら、遠回しにでも伝えてみてはいかがでしょうか。そのくらいでダメになってしまうようなら、縁がなかったということでしょう。ただ、その際は攻撃的、感情的にならないよう細心の注意を払いましょう。
逆に、いつもお互いが自分の意見を主張し、言いたいことを言ってぎくしゃくしているということであれば、もう少し相手に合わせる姿勢も必要ですよということになるでしょう。
もちろん、相手と今後も続けていくつもりがあるならの話です。

「決断を下すときです」というメッセージかもしれません。
例えば、告白や別れ話を持ちかけられたけど返事をしていないという状況ではないでしょうか。もしそうなら、そろそろ決断して返事をしましょうということになります。
決心がつかないといっても、いつまでも相手を待たせるのは失礼に当たりますし、もし他の異性と天秤にかけているのなら、それも褒められたことではないでしょう。
自分のためにも相手のためにも、断るなら断るで早めに返事することを心がけましょう。

仕事・人間関係についての解釈

相手の気持ち、あなたへの評価

本当は不満や言いたいことがあるのかもしれませんが、表面上はうまくやっていこうという気持ちが読み取れます。

自分では何も決めず、あくまであなたに合わせようと考えているのかもしれません。

否定的に捉えると、言いたいことを我慢するつもりも、あなたに合わせようという気持ちもなさそうです。

人物評としては、自分を主張しない人、周りに合わせる人、決定力のない人という評価になります。

否定的に捉えた場合は、自己主張が激しい人、周りに合わせられない人といった評価になります。

今後の見通し(未来・予想)

均衡が保たれるでしょう。様々な思惑や感情が渦巻きながらも、表面的には穏やかで順調な状況が続きそうです。
ただ、何かの拍子でそれが破られたときはがらがらと崩れるかもしれません。

あるいは、何の決定もなされず保留の状態が続くかもしれません。何かのリアクションを待っている場合は失礼のない程度に状況を確認してみるのも良いでしょう。

否定的に捉えると、各々が自己主張を始めて均衡が破られることが予想されます。結果的に議論が活発となる、相互理解が深まるなどプラスの作用が出れば良いのですが、単に感情的な言い合いになってしまわないよう気をつけるべきでしょう。

何らかの決定が下される可能性もあります。この場合、できれば相手が嫌々決断したという形にならないよう、配慮ができるとなお良いでしょう。

アドバイス

「主張すべきことは主張しましょう」というメッセージです。
人に合わせるというのは悪いことではありませんが、特にビジネスにおいては自分の意見を述べるべき場面も多いでしょうし、人間関係でもある程度は自己主張していかないと、どんどん息苦しい立場に追いやられていくばかりです。
周囲に配慮しつつも言うべきことは言うという気持ちを持ちましょうということになります。

「何か保留にしたままのことはありませんか」というメッセージかもしれません。
忘れているというよりも、決めきれずに返事や決定をしないまま放置していることはないでしょうか。もしかしたら、誰かがそれを不安に、あるいは不満に思っているのかもしれません。
その場合はなるべく早く決定し、返事をすることをおすすめします。社会人として責任ある行動を取りましょう。

『ソードの2』が登場する鑑定サンプル

 

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※解釈はあくまで一例です。状況やテーマ、他のカードとの関係によって、このページの例以外にも様々な解釈ができます。
※正位置、逆位置での判断はしておりませんので、ご自身の感覚とスプレッド全体から肯定的に解釈するか、否定的に解釈するかを判断なさってください。
※カード画像は日本、米国においてパブリックドメインとなったウェイト版を使用しております。

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