『カップのナイト』の意味

タロットカード:『カップのナイト』が表す相手の気持ち、未来の予想、アドバイスなどを、恋愛や仕事・人間関係のテーマごとに解説しています。

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カード画像(ウェイト版)

キーワード

愛情
協調
優しさ

解釈のポイント

馬に乗ったナイトがカップを差し出しているように見えます。

『カップのナイト』は愛情豊かであることの他、協調性優しさも表します。
また、人物やその性質を表すこともあります。

コートカード(宮廷カード、人物カード)のみでは解釈が難しい場合もありますので、そのような場合は同じ問いでもう一枚カードを追加してみるのも有効です。

人物像

『カップのナイト』はある人の人物像を表す場合があります。

ナイトのカードの共通点として、若者、特に30代くらいまでの男性を表すことがあります(もちろん女性を示す場合もあります)。実年齢がそれより高い場合は気持ちや印象が若々しい人ということになります。

カップのコートカードに共通する特徴として、感受性が豊か、愛情に溢れるという点があります。思慮深い性格ですが、ときに誤った思い込みにとらわれてしまう面もあります。

改めて『カップのナイト』を見てみます。
愛情に溢れる人物ですが、感情的で神経質な面もあります。
優しい性格で、困っている人を見ると放っておけない質です。献身的と言うこともできるでしょう。しかしながら、そのせいで自分が損をしたり、窮屈な思いをしたりすることもあります。
ワンドの人物とは対照的に協調的で、他人に歩み寄ることを重んじますが、受け身の姿勢であり自主性にも欠けるため、影響されやすい面があります。

恋愛についての解釈

相手(彼・彼女)の気持ち

あなたに夢中になっているようです。自分のことはそっちのけであなたに尽くそうという気持ちが感じられます。
ただ、恋をしている自分に酔っている面が多少なりともあるかもしれません。

親切にしてくれるけれども、それは愛情とは違うという解釈もできます。困っている、落ち込んでいるあなたを励ましてあげたいという気持ちからの好意なのかもしれません。

あるいは、あなたに歩み寄ろうとしているのかもしれません。喧嘩している、関係がこじれているというようなときは、そのように解釈できるでしょう。

否定的に捉えると、あなたに尽くそう、合わせようという気持ちが失われたということになります。愛情を失ったと言い換えることもできるでしょう。

逆に、愛情たっぷりに見えても恋に恋をしている状態であり、あなたのことを見ていない可能性もあります。

あるいは、本音では不満を抱きつつもあなたに合わせる姿勢を見せているのかもしれません。あなたに流されて自分を見失っているとも解釈できます。

今後の見通し(未来・予想)

熱烈なロマンスとなりそうです。肉体的と言うよりは精神的に大いに盛り上がることが期待できます。
その反面、相手自身をきちんと見ないで、ムードに魅せられて舞い上がっていると、ふとしたことで突然冷めてしまう恐れもありますので、ご注意ください。

歩み寄ることができるとも読み取れます。いがみ合っている状態は改善され、距離感はもう少し縮まるでしょう。
単純に、相手に対して優しくなれる、相手から優しくしてもらえるという解釈もできます。

否定的に捉えると、尽くしても報われないことが読み取れます。

また、好きかどうかわからないのに、あるいはもう好きではないのに、相手の意向に流されてダラダラと付き合いを続けてしまう可能性も読み取れます。

歩み寄ることができないという解釈もできますので、そのままでは二人の溝は深まる一方でしょう。

アドバイス

「歩み寄る気持ちが必要です」というメッセージです。
恋人やパートナーと対立状態にあるのなら、今必要なのは相手に歩み寄る姿勢だということになるでしょう。
お互いが自分の主張を貫くだけでは解決することができません。自分から折れるのは癪かもしれませんが、歩み寄りの姿勢を見せることで、相手もある程度は譲ってくれるのではないでしょうか。

「相手に尽くすくらいの気持ちが必要です」というメッセージかもしれません。
恋を成就させたいのであれば、自分を捧げて尽くすくらいの覚悟が必要とされているのかもしれません。自分の思うように付き合いたい、わがままも聞いてほしいという意識では難しいでしょう。
ただ、他のカードも含めて否定的に解釈できそうな場合は、尽くしても報われないというメッセージにもなり得ます。
その場合は、手応えがないと自分でも感じているでしょうし、あまりのめり込まない方が良いのかもしれません。

仕事・人間関係についての解釈

相手の気持ち、あなたへの評価

あなたのためにできることはしてあげたいという献身的な気持ちが伺えます。

あるいは、あなたと対立しているとしても、歩み寄ろうという気持ちを持っているようです。

否定的に捉えると、あなたのために頑張っても報われないと感じているか、あなたに言われるがままに流されているのでしょう。

歩み寄るつもりはないと解釈することもできます。

人物評としては、献身的、親切、他人に合わせられる人という評価になるでしょう。

否定的に捉えると、流されやすい、自発性に欠ける人、神経質、感情的な人といった評価になるでしょう。

今後の見通し(未来・予想)

献身的な姿勢を評価してもらえるでしょう。とはいえ、周囲に合わせるばかりでなく、言うべき場面ではきちんと自分の主張をすることも大切です。

また、対立関係にある人と歩み寄ることができそうです。

否定的に捉えると、他人に尽くしたり合わせたりしても報われないことが読み取れます。

他人に流されてしまうことも予想されます。必要以上に人に合わせることはありませんし、自分はどうしたいかということを意識した方が良いでしょう。

また、対立する相手と歩み寄るのが難しいとも考えられます。

アドバイス

「歩み寄る姿勢が必要です」というメッセージです。
仕事でも人間関係でも、もし対立している人がいるのであれば、あなたから歩み寄る姿勢を見せることで和解に近づける可能性がありますよということになります。
すべての人と仲良くするのは難しいですし、必要ないかもしれません。しかし、対立関係を解消したいと考えているのなら、自分から近づく努力をしてみてはいかがでしょうか。

「自分の意見を主張することも必要です」というメッセージかもしれません。
空気を読み、周囲の人に合わせるのは間違ったことではありませんが、いつも自分を押し殺してばかりではストレスを感じることもあるでしょうし、場合によっては、あの人は自分を持っていないと思われてしまうこともあるでしょう。
また、誰かからすぐに影響を受けて考えなどがころころ変わるのも考え物です。
いずれの場合も、自分というものをしっかり持ち、適度に主張するということができていないのが原因でしょう。
過度に自己アピールする必要はありませんが、自分というものをしっかり持つことができるよう、日頃から心がけていきましょう。

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※解釈はあくまで一例です。状況やテーマ、他のカードとの関係によって、このページの例以外にも様々な解釈ができます。
※正位置、逆位置での判断はしておりませんので、ご自身の感覚とスプレッド全体から肯定的に解釈するか、否定的に解釈するかを判断なさってください。
※カード画像は日本、米国においてパブリックドメインとなったウェイト版を使用しております。