
タロット占いにハマると、占ってもらうだけではなく自分でもやってみたいと思いますよね。
ネットで調べればこのページのような解説がいくらでも出てくるので、まったく知識がなくてもカードがあればすぐに始められます。
この記事ではこれからタロットを始めたい方や始めたばかりの方に向け、基本的なタロット占いのやり方や、よく使われるスプレッドをわかりやすく解説します。
興味がある方は気軽にチャレンジしてみてください!
タロット占いについてのQ&A
本題に入る前に、多くの方が疑問に思われるであろう点にお答えします。
基本的には好きなように占っても問題はないのですが、いくつかの約束事もあるので覚えておきましょう。
タロット占いは誰でもできるの?
はい、タロット占いは誰でもできます。
もちろん、適切にスラスラと解釈できるようになるには勉強と実践の繰り返しが必要ですが、解説書やネットの情報などを利用すれば、簡単な占いならすぐにできるはずです。
そして、タロット占いには霊感などの特殊な能力は必要ありません。
求められるのは「タロットが示すメッセージを的確に読み取ろうとする姿勢」です。
自分に都合良く解釈するのではなく、カードが自分に伝えようとしていることは何なのかを考え、たとえそれが耳が痛いことであっても受け止めて活かすことで、タロット占いは真価を発揮します。
これからタロットを始めたいと思っている方は、ぜひそれを心がけていただければと思います。
大アルカナだけで占っても良いの?
はい、大アルカナだけで占っても構いません。
小アルカナも含めると78枚になるのでシャッフルも大変です。
特に慣れない内は大アルカナだけで占うのも一つの方法でしょう。
ただ、大アルカナだけで占うとふわっとした鑑定になりやすい気がします。
大アルカナは大きな流れや不変の真理を表すカードが多く、観念的なニュアンスが強いためです。
一方小アルカナはどちらかといえば具体的なニュアンスが強いので、恋愛や仕事など日常的なことを占うときには的確なメッセージを伝えてくれます。
ですので、慣れてきたらぜひ小アルカナも含めた占いにチャレンジしていただければと思います。
(カードを買うときも、大アルカナのみのデッキよりも78枚のフルデッキを買うことをおすすめします)
タロットって得意な分野や苦手な相談があるの?
はい、タロット占いには得意とする分野も向いていない内容もあります。
苦手分野を占う場合には他の占術を用いたほうが的確な答えが出るでしょう。
タロットが得意とする分野
具体的な解決策が求められるケース
問題を解決したり状況を改善するために、具体的にどうすれば良いのかといった相談にはとてもマッチします。
アドバイスと併せ、本人が進むべき方向性を示してくれるでしょう。
相手の気持ち
相手が自分のことをどう思っているのか、どんな考えを持っているのかといった面もタロットの得意分野です。
相手の心情も考慮した上で上記のような対策を探ることができます。
タロットが苦手とする分野
遠い未来の予想
タロットを始めとするカード占いは、比較的近未来まではよく当たるものの、遠い未来のことを占うと的中率が下がると言われています(諸説あり、遠い未来を予想する占い師を否定するわけではありません)。
本人の行動などによって未来が変わるためで、個人的には半年先でも長すぎると考えています。
タロットカードで未来を占う際は3ヶ月程度先までに留めるのが良いでしょう。
時期の特定・予想
例えば、いつ頃出会いがありそうかといった時期の予測はタロットには向いていません。
もしタロットで占うなら、近い将来出会いはありそうか、といった観点になります。
運勢
個人的な考えですが、タロットはいわゆる運勢をみるのにはあまり向いていないと思います。
『運命の輪』や『カップの9』のように良いことが起きそうなカードもあるにはありますが、基本的には本人の考えや状況に照らし合わせてカードを読み解くため、漠然と◯◯運をみようとしても色々な解釈ができてしまい、人によってそれが吉にも凶にもなるのです。
タロットで占うときはざっくりとした◯◯運ではなく、具体的なテーマを占う方が効果的でしょう。
タロットで占ってはいけないことがあるの?
はい、タロットでは占わない方が良い、占うべきではないとされているものがあります(他の占術でも同様でしょう)。
具体的には以下の項目です。占い師もこれらの相談は受けないという人がほとんどだと思います。
健康・病気・生死・寿命
タロットの中にも健康な様子や体の不調を表すカードがあるにはありますが、健康か病気かを占いで判断すべきではありません。
定期的に病院で検査を受け、どこか体の調子が悪いならなるべく早く医師の診察を受けましょう。
占いの結果を信じて病院に行かなかったせいで重症化してしまったらあまりにも愚かです。
また、寿命や生死についても占うべきではないとされています。
投資・ギャンブル
これらの欲望に根ざしたテーマをタロットで占うと、タロットとの信頼関係が崩れ、何を聞いても適切なカードを示してくれなくなると言われており、避けるべきです。
そのデッキ自体だけでなく、タロット占いができなくなるくらいに考えておいた方が良いでしょう。
タロットではタブーですが、金融占星術(ファイナンシャルアストロロジー)という占術は確立されているので、興味がある方は調べてみてください。
試験の合否
直接的に試験に受かるか落ちるかを占うのは意味がありません。
特に試験を受けて結果を待っている状況であれば尚更です。
占う時間があれば勉強しましょう。
試験を受ける前の段階で、こういう道に進みたいが叶いそうか、といった観点で占えば、現時点で実力が足りているかいないのか、努力が足りない、方向が間違っているといったことが示される場合もあります。
専門的な判断が求められる内容
タロットには裁判の行方を表すようなカードもありますが、例えば法的に問題ないかといった内容は弁護士などに相談したほうが間違いないですし、事件性があることなら警察に相談するのが第一です。
また、家を新築するときなどはタロットよりも風水のほうが適していますし、それだけでなく建築のプロに相談するのが確実でしょう。
専門的な分野(特に法律関係)に関しては、タロットを含む占いで安易に判断せず、専門家に相談するようにしましょう。
公共良俗に反する内容
法律に反することはもちろん、人道的に許されないこともNGです。
恐らく道を踏み外しそうになるとタロットが警告してくれることもあるとは思いますが、占いで問題ないと出たから何をしても良いということにはなりません。
タロット占いに必要なもの
それでは初めに、タロット占いをするために必要なアイテムを紹介します。
極端な話、タロットカードさえあれば占いはできるのですが、その他にあると便利なものも紹介するので、必要に応じて揃えてくださいね。
タロットカード
タロットカードがないと始まらないので必須です。
最近は無料でタロットカードを引くことができるサイトやアプリもたくさんありますが(当サイトにも無料占いがあります)、それらはプログラムでランダムにカードを表示しているだけなので、的中率という観点で見れば本物のタロット占いには敵わないでしょう。
言い換えれば物理的にカードを引いた方が当たるということです。
タロットにはいくつか種類がありますが、これから始める方には解説書も多いウェイト版をおすすめします。(当サイトのカード解説もウェイト版を使用しています)
また先述のとおり、将来的に小アルカナも使うかもしれないことを考慮して、78枚のフルデッキを購入するのが良いと思います。
下記の記事でおすすめのカードを紹介しているので、これから買う予定の方も、持っているけど違うものがほしいという方も、よろしければ参考になさってください。
上記の記事で気に入ったものが見つからなかった場合は、Amazonなどで探してみてください。
→Amazonでタロットカードを探す
クロス(マット)
タロットで占うときはカードをかき混ぜるようにシャッフルする(後述)のですが、硬いテーブルの上だと非常にやりにくいです。
下にクロス(マット)を敷くとシャッフルしやすくなり、カードをめくるのも楽になります。
必須ではありませんが、カードの保護にも繋がるので、タロット占いをよくする方やこれからタロットを勉強するつもりの方は、クロスの使用をおすすめします。
下記のクロスは私も使用しているもので、手頃な値段のわりに使いやすく、練習や普段使いにはじゅうぶんだと思います。カラバリも豊富です。
▼タロットクロス(マット)(Amazon)
https://amzn.to/4qBUinz
そこまで本格的ではなくても良い、続けるかどうかわからないという場合は、家にあるもので代用することも可能です。
個人的にカーペットや畳の上にカードを直に置くのはおすすめしないので、クロスを買うほどではないという方も下記の方法を検討してみてください。
テーブルクロス
テーブルクロスが敷いてあればシャッフル等もやりやすいでしょう。
ただしシャッフル中にズレるかもしれないので、動かないように固定した方が良いと思います。
敷布団
ベッドでも畳に敷いたものでも、敷布団の上はシャッフルに適したスペースとなります。
しかもかなり広いので、デスクやテーブルでじゅうぶんなスペースを確保できない場合も有効な選択肢となります。
ただ、寝汗をかいたりして湿っているとカードにも良くないので、なるべく清潔な状態で使うようにしましょう。
解説書
始めたばかりであればカードの解釈がわからなくて当然です。
そんなときはタロットの解説書で調べるのが王道でしょう。
当サイトのカード解説などネットで調べるのも良いのですが、スマホの通信容量がなくなったりしても影響を受けない紙の本が手元にあると心強いです。
また、これからタロットを勉強していくつもりの方は、ネットの情報だけでなく専門書にも目を通すことをおすすめします。
初心者の方におすすめなのはこちらの解説書です。(Amazon)
ラーニング・ザ・タロット -タロット・マスターになるための18のレッスン(ジョアン・バニング)
その他のおすすめの本は別の記事でまとめています。
解説書はその他にもたくさんあるので、自分に合いそうな本を探してみてくださいね。
→Amazonでタロットの解説書を探す
その他
以下はあると良いかもしれないもので、なくてもまったく問題ありません。
キャンドル・アロマ・お香など
アロマやお香を焚いたりキャンドルを灯したりすることで、人によっては心が落ち着くかもしれません。
ただ、神秘的な雰囲気になれば占いの的中率が上がるということはないと思います。
好きな方はこだわっても良いと思いますが、なくても大丈夫です。
火を使ったら後始末をきちんとしましょう。
クリスタルチューナー・クリスタル・パワーストーンなど
浄化に使われるアイテムですが、タロット占いには直接関係しないのでなくても大丈夫です。
それで精神統一できる、気持ちが整うという方は使っても良いでしょう。
タロットの浄化ということなら、きちんとシャッフルしたり順番に並べ替える方が大切だと思います。
霊感
不要です。
タロット占いの基本
次に、タロット占いの一連の流れを解説します。
下記のとおりにしないとダメというわけでも、当たらないというわけでもありません。
あくまで私のやり方なので参考程度にとどめ、解説書を読んだりやりやすいように工夫しながら自分のやり方を確立してくださいね。
どのスプレッドでもやることは変わらないので、繰り返す内に自然と身につくはずです。
心を落ち着かせる
地味ですがとても大切なことです。
気持ちが乱れているときに占いをしても冷静な解釈ができませんし、本当に必要なカードを引くこともできない気がします。
精神が高ぶっているときは、お風呂に入ったり静かな音楽を聞いたりして、心を落ち着けてから占いに取り掛かるとよいでしょう。
それでも冷静になれないほど動揺している場合は、自分で占わない方が良いと思います。
日を改めるか、急ぐなら占い師に依頼してみてもらうことをおすすめします。
なお、占うときはなるべく集中できる環境を用意しましょう。
出先で占う場合はやむをえませんが、自宅で占うときはテレビや音楽を消し(音楽をかけるにしても静かなものを小さめの音量で)、スマホもマナーモードにしておくと良いでしょう。
外がうるさい場合は耳栓を使うという手もあります。
儀式
タロット占いを始める前に何らかのルーティンを行う人は多いです。
ここで紹介するものは一種の儀式のようなものであり、必ずしなければならないというわけではありません。
やってみようと思えるものがあれば取り入れてみてくださいね。
挨拶
あまり一般的ではないかもしれませんが、私は占いを始める前にデッキを手に取り、
「よろしくお願いします」
と心の中で念じます。
多様な考え方の一つですが、私は「タロットがメッセージを示してくれる」と思っているので、感謝や信頼の気持ちを忘れないように心がけ、カードを大切に扱うようにしています。
もちろん終わった後は「ありがとうございました」と念じます。
ノック
デッキを手に取り、もう一方の手でカードの背を軽くノックします。
これによりカードが浄化されると言われています。
(浄化とは、簡単に言うとカードをリセットすることです)
回数は諸説あるので何回が正解とは言えませんが、私は3回「コンコンコン」とノックします。
その他の浄化
ノックの他に、もっと本格的に浄化の儀式を行う人もいます。
クリスタルを置いたり、音叉を鳴らしたり、お香を焚いたりと人それぞれで、どれが正解というわけではありません。
個人的にはそこまでやらなくてもいいと思っているのですが、尊敬する占い師さんの真似をしたいとか、儀式を行ったほうが当たる気がするなど、何らかの理由があれば無理のない範囲で取り入れるのも良いでしょう。
シャッフル
準備ができたらシャッフル、つまりカードを混ぜる工程に進みます。
シャッフルを始める前にどんなスプレッドを使うのか決めておきましょう。
タロットカードのシャッフルは、いわゆるウォッシュシャッフルで行うのが一般的です。
ウォッシュシャッフルとは、カードをクロスなどの上に広げ、かき混ぜるようにシャッフルする方法です。
トランプを切るようなヒンドゥーシャッフルだとカードの上下が変わりませんし(逆位置を採用しないならそれでも良いのかもしれませんが)、リフルシャッフルなどの派手な方法だとカードを傷めてしまいます。
よほどのこだわりや理由がない限りはウォッシュシャッフルで行うことをおすすめします。
(クロスがあった方がシャッフルしやすいというのはそのためです)
人によりやり方は様々ですが、私は時計回り(右回り)にかき混ぜます。
このとき、タロットカードに伝えるように占うテーマを念じながらシャッフルを行います。
十分にシャッフルしたらカードをまとめるのですが、恐らくカードが横になるようにまとめたほうがやりやすいと思います。
カードの質によってはまとめにくいかもしれません。
雑に扱うとカードが折れたりしやすいので慎重に行いましょう。
まとまったらカットするかしないかも個人差があります。しなくても大丈夫です。
私の場合は右手でカードの束を掴むようにして、もう一度占うテーマを念押しするように念じながらカットを行います。
カットは任意の場所でカードを二つの束にわけ、手にした方を下にして、残ったカードの束を上に乗せるだけです。
横向きのカードの束を右から倒すか左から倒すかで正逆が決まってしまうので重要に思えますが、どちらでも問題ないので、占う前から決めておきましょう。
私はそのまま左手で束を手に取るので左側が下に来るようになります。
文献によってどちらを下にするか指定されていることもありますが、先に決めておけばどちらでも大丈夫です。
カードを引く
シャッフルが終わったらいよいよカードを引きます。
私はここでどれだけ集中できるかが的中率に関わってくると考えています。
決めておいたスプレッドのポジションを埋めるようにカードを引いていきます。
このとき、例えば「カードの束の上から◯枚目を引く」とする解説書もありますが、私の場合はポジションごとに問いを念じながら、束の中からこれだと思うカードを選びます。
例えばワンオラクルなら質問そのものを念じますし、ケルト十字のキーカードを引くときは「このテーマをより深く理解し、改善するための鍵となるカードをお示しください」などと念じながらカードを選ぶのです。
ここは人によって様々なやり方があるので、色々試してみて自分に合う方法を見つけましょう。
すべてのカードを選んで置いたらすべてオープン(表に)します。
タロット占いは他のカードも絡めて解釈するので、一枚めくって解釈、次のカードをめくって……とはしません。最初から全部表にしましょう。
リーディング
カードが出揃ったらそれをどう読み解くかを考えます。いわゆるリーディングです。
集中してカードを引くことも大切ですが、それを正しく読み解くことも同じくらい大事です。
慣れない内はネットのカード解説や本を読みながら手探りで解釈していくことになると思いますが、それで大丈夫です。
特に勉強している方は、カードの意味を覚えることよりも、カードが表すものを正確に読み取ることを意識してみてください。
あくまで私のやり方ではありますが、より詳しいリーディングの方法も記事にしているので、よろしければご覧ください。
また当サイトではタロット占いの鑑定サンプルも公開しておりますので、実際に占い師がどのようなリーディングをしているのか、興味がある方はご覧になってみてください。
→鑑定サンプルを見る
記録
これは無理にやらなくても良いのですが、自分の占いを記録として残すのも勉強になると思います。
展開したカードをスマホで撮影し、メモアプリかなにかで、こういうカードが出てこのように解釈したと書き残しておきましょう。
機種変更しても消えないクラウドタイプのものが良いでしょう。パソコンでも構いませんし、手書きが好きな人はノートでも問題ありません。
後日、予想した未来は実際どうなったのか、アドバイスに従って行動した結果どうなったか、正確に読み取れていたのかといったことを確認できますし、時間をおいて同じテーマを占ったときにカードがどのように変化しているかといった比較もできます。
負担になるならカードの写真撮影だけでも良いでしょう。
後片付け
後片付けまでが占いです。
タロットカードを使い終えたら、いわゆる浄化も兼ねてきちんと片付けましょう。
以下は私のやり方です。
- カードをすべて裏返しにして、ひとまとめにしたらノックをします。
- 何も考えずに軽くシャッフルします。私は空(カラ)シャッフルと呼んでいます。
- 無心でカードを束ね、絵柄が見えるように束をひっくり返します。
- 大アルカナ、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルのグループにカードを分けます。
逆位置になっているものは正位置にしておきます。 - それぞれのグループごとに数字の順番に並べ替えます(順番に上に重ねていきます)。
大アルカナは愚者→魔術師→……世界の順に。
小アルカナはエース→2→……10→ペイジ→ナイト→クイーン→キングの順です。 - 上記のグループの順番に重ねていき一つの束にまとめます。
一番上をめくると愚者、デッキごとひっくり返すと一番下にペンタクルのキングが見えている形となります。 - 最後に「ありがとうございました」とカードに感謝の気持ちを伝えます。
以上です。
おさらいすると、ノック→空シャッフル→並べ替え→お礼、という手順となります。
私としては浄化はこれで十分だと考えています。
もし解説書やネットなどで他の浄化の方法を学び、必要だと思った場合は取り入れてみてください。
※キャンドルやお香など火を使った場合は消し忘れのないように、しっかり始末と確認を行ってください。
スプレッドの紹介
ここからはよく使われるスプレッドを紹介します。
占う目的(聞きたいこと)に適したスプレッドを使うことで、より的確なメッセージを受け取ることができるでしょう。
複数のカードを使うスプレッドでは、それぞれのカードが何を示しているかを読み解くのも大切ですが、最終的に全体的なストーリーを読み取ることも意識してみましょう。
すべてのカードが自然に繋がるならうまく読み取れていることになりますし、引っかかる点や矛盾があるならそのカードの解釈を考え直してみると良いでしょう。
ワンオラクル(一枚引き)
文字どおり、カードを一枚だけ引きます。
どのような質問でも対応できますが、例えば恋愛について聞きたい場合、「恋愛について」などざっくりした質問よりも、「◯◯さんは私のことをどう思っていますか? 恋愛感情はありますか?」というように具体的な質問を設定することで、より的確なカードが示されるはずです。
また他のスプレッドで占った際に、同じテーマで他にも聞きたいことがある場合は、ワンオラクル形式で質問の分だけ追加でカードを引くこともあります。
スリーカード(三枚引き)

- そのテーマの過去
- そのテーマの現在
- そのテーマの未来
三枚のカードを引きます。
基本的には一つのテーマの過去、現在、未来についてカードを引きます。
どのような過去(原因や下地)があり、それが現在にどう影響し、そこから未来はどうなりそうかと予想します。つまり未来に出たカードは過去と現在のカードも絡めて解釈するということになります。
他のカードがどう影響するかを考える練習にもなるので、ワンオラクルの次はスリーカードに挑戦してみると良いでしょう。
応用で、例えば今日のアドバイスとして朝、昼、夜の三枚で占うといった使い方もできます。
二者択一法

- そのテーマの現在の状況
- Aを選んだ場合に相手や周囲から受ける影響
- Bを選んだ場合に相手や周囲から受ける影響
- Aを選んだ場合どうなりそうかという予想
- Bを選んだ場合どうなりそうかという予想
どちらを選ぶべきか迷ったときに有効なスプレッドです。
それぞれの最終予想だけの2枚で占っても良いのですが、相手や他の要素が絡んでくる場合は上記の形でカードを引くと、より詳しくみることができるでしょう。
この場合も、Aを選んだ場合の解釈としては、このような現状があり、相手からこのような影響を受けてそのような結果になりそう、と他のカードも絡めて解釈するのがポイントです。
選択肢が他にもある場合はカードを追加して三択にしても良いのですが、あまり多すぎるのも考えものなので、なるべく二択、多くても三択までに絞ってから占った方が良いと思います。
ヘキサグラム

- そのテーマの過去
- そのテーマの現在
- そのテーマの近い未来
- 自分(質問者)の気持ち
- 相手の気持ち
- アドバイス(文献によって異なる)
- 最終予想
恋愛や人間関係、意見が対立している場合などに適したスプレッドです。
過去から未来にかけてはスリーカードと同じ要領で見ていきますが、お互いの気持ちがどのように影響しているのか、していきそうかかといった面も考慮します。
アドバイスのポジションは、文献によっては衝突している点など二人の関係のポイントになっているものを表すとしているものもあります。
このポジションで何を聞くかはシャッフルを始める前に決めておきましょう。
最終結果は現時点での予想です。
近い未来のポジションが3ヶ月程度先までの見通しなら、最終結果はこのテーマが最終的にどのように落ち着きそうかというニュアンスになります。
いずれも「今のままいけばこうなりそう」という予想であり、特に最終予想は本人の行動次第で大きく変わる可能性があります。
ケルト十字法(ケルティック・クロス)

- そのテーマの現在(キーカードの下に置きます)
- キーカード
- そのテーマの過去
- そのテーマの近い未来
- 起こり得る可能性
- 本人が気づいていない可能性
- そのテーマにおける本人が置かれた立場
- 周囲から受ける影響
- 本人の期待と恐れ(文献によって異なる)
- 最終予想
だいたいどのようなテーマにも対応できる万能スプレッドです。
とはいえ、相手の気持も含めて恋愛についてみたいときはヘキサグラムの方が適しているでしょうし、二つの道で迷っているなら二者択一法の方が適切でしょう。
上記のスプレッドだけでは対応しきれない複雑なテーマを占うには最適です。
タロットを勉強する方は、ケルト十字法を使いこなせるようになることを当面の目標にすると良いでしょう。
一番重要なのはキーカードで、他のすべてのカードに影響するとされます。
キーカードは正逆は関係なく、どちらのニュアンスも考慮します。
例えばキーカードとして『カップの2』が出たなら、相思相愛だと喜ぶのではなく、お互いの気持のバランスがとれているのか、ギブアンドテイクの関係が成立しているのかといった面がポイントになってくるということです。
他のポジションをみるときも、キーカードが表すポイントを考慮することでより深く、より適切に解釈できるはずです。もちろん、その他のカードの影響も絡めて考えます。
過去から近い未来にかけては他のスプレッドと同様に、キーカードや他のポジションのカードも絡めてどのように解釈するのが適切かを考えます。
起こり得る可能性(顕在しうる可能性)は、起きるかもしれないことと言い換えることができます。
近い未来の予想が「今のままならこうなりそう」というものなら、起こり得る可能性は「本人の行動次第ではこうなる可能性がある」というニュアンスです。
その他にも関係者の行動や環境の変化なども影響する場合があります。
本人が気づいていない可能性は文字どおりで、本人が認識していない選択肢やリスクを表します。
どうすれば良いのかわからないときに解決の糸口を示すこともあれば、思いも寄らない危険を知らせてくれることもあります。
本人の立場もそのままで、そのテーマにおいて本人がどのような立場にあるのか、周囲からどのように思われているのかなどを表します。
周囲から受ける影響は、恋愛など相手が一人の場合でもその人とは限らず、恋敵や、場合によっては本人や相手の家族からの影響を表すようなケースもあります。
誰からその影響を受けそうなのかを見極めるのがポイントです。
本人の期待と恐れはそのカードをポジティブな面とネガティブな面の両面から見て、望んでいることと恐れていることを考えます。
文献によってはこのポジションがアドバイスなど別の項目になっていることもあります。
占う前にこのポジションで何を聞くのかを決めておきましょう。
最終結果は現時点での予想です。
近い未来のポジションが3ヶ月程度先までの見通しなら、最終結果はこのテーマが最終的にどのように落ち着きそうかというニュアンスになります。
いずれも「今のままいけばこうなりそう」という予想であり、特に最終予想は本人の行動次第で大きく変わる可能性があります。
ホロスコープ

- 自分
- 金銭
- コミュニケーション、知識、勉強
- 家族、不動産
- 恋愛、子供、娯楽、創作
- 仕事、健康
- 結婚、人間関係、パートナーシップ
- 継承、遺産、性的関係
- 専門的な学問、哲学、旅行、海外
- 社会的地位、キャリア、天職、評価
- 友情、希望
- 秘密、障害
- キーカード、アドバイス、総合的な結論
西洋占星術のハウスに対応した12の項目についてカードを引くもので、全体的な運勢などをみるのに適したスプレッドです。
よく「1年の運勢をホロスコープで」という使われ方をしますが、タロットで占うのは長くても3ヶ月先までが良いと言われているので、ホロスコープで占うとしてもそのくらいを目安に考えることをおすすめします。
各項目は上記を参考にしてください。
13番目のキーカードはケルト十字と同じく全体に関わってくるので、それを念頭に読み取りましょう。
最後に・もっと深く学びたい方へ
ここまで私のやり方を解説してきました。
多少なりともご参考になれば幸いです。
オカルト要素が少ないので拍子抜けされたかもしれませんが、個人的には雰囲気よりもタロットが伝えてくれるメッセージを活かすことが大切だと考えています。
特別な道具なども極力省いたつもりですので、タロットカードと最低限の道具・環境があればすぐに始めることができるのではないかと思います。
興味がある方は、まずは気軽に試してみてくださいね。
タロット占いがみなさまの生活や人生をより良いものにしてくれることを祈っております!(占いの結果に振り回されないことも大切です)
自分でタロット占いを繰り返す内にもっとしっかり勉強したいと思うようになった方は、様々な解説書をお読みになると良いでしょう。
下記の記事で私がおすすめする解説書を紹介しておりますので、よろしければ参考になさってくださいね。


